モートン病におすすめの靴「楽々快足5202」のインそソールなどの特徴と背景
モートン病の足の痛みの対策におすすめの靴で、インソールとそのほかの機能の相乗効果で足の指の付け根の痛みが気にならない、ましになって仕事ができると評判のパンプス、楽々快足5202を紹介します。
このブログを動画で見たいという方はこちらをどうぞ!
村山式インソール入りパンプスの紹介
今日は、モートン病で足の指の付け根が痛い方に店頭でおすすめしている靴で、大変ご好評いただいているパンプス、ルッチェの楽々快足5202を紹介します。
この靴ができるまでは、モートン病と診断されたお客様におススメする靴は、パンプスタイプの違うものだったのですが、その時は必ず、モートンの方向けに靴をいろいろと加工しなくてはいけませんでした。
この靴ができてからは、何の加工もなしにそのまま履いて快適だと喜んでいただけることが多くなりましたので、この靴がそのままでもモートン病の足に良い3つの理由と、このパンプスのサイズ選びの目安、それから、この靴でも必要に応じて加工を行っておりますので、モートンの方によく行う、追加の靴の加工についても解説していきます。
この靴は、当店の店舗とルッチェの楽天市場店でのみ購入できます。
楽々快足5202をおすすめする3つの理由
このパンプスをモートン病の足の付け根の痛みでお悩みの方におすすめすしている大きな理由は3つあります。
1つめは、指の付け根のクッション性が優れていること。
2つ目は、スニーカー並みに幅が広く、足を圧迫しないこと。
3つ目は、村山式インソールによる足のアーチのサポートがあること。
この3つです。
その他にも、モートンの足に良いポイントはありますが、指の付け根の痛みに対して直接的に良いポイントの上位3つがこれです。
ひとつひとつ解説していきます。
楽々快足5202がモートン病に良い理由①指の付け根のクッション性
モートン病の痛みとクッション性の重要性
1つ目の「指の付け根のクッション性が優れている」というのは、モートン病で足の指の付け根が痛い方にはすぐにピンとくるのではないでしょうか。
モートン病の1番の症状は足の指の付け根の痛みですし、モートン病と診断された方のほとんどが、足の指の付け根が痛くて病院に行った結果、モートン病と診断されたのではないかと思います。
つまり「モートン病の方=足の指の付け根が痛い方」と言ってもいいくらいなわけです。
その痛みへの対処で必要なのが、指の付け根のクッション性です。
ただ、クッション性が良ければどんなタイプのクッションでも良いのかというと、そうではありません。
モートン病にはモートン病の方が楽になりやすい弾力というか、クッションの硬さ、性質に特徴があるんですね。
楽々快足5202が持つ特殊なクッション性
この靴では、靴の底、靴の中、そして、インソールの材質の組み合わせによって、楽になりやすい弾力を作っています。
この組み合わせによって出来た絶妙な弾力によって、モートンの足指の付け根が、接地しても痛くないと評判です。
楽々快足5202がモートン病に良い理由②幅が広く足を圧迫しない
足幅の重要性とモートン病への影響
2つ目は「幅が広く、足を圧迫しないこと」なのですが、痛いのは足の裏なのに、横幅が関係あるの?と思うかもしれません。
これは、おおいに関係があるんですね。
モートン病で、スニーカーだと痛くないけど、仕事でパンプスを履かなくては行けなくて、パンプスを履くと痛いという方もよくいます。
たいていの場合パンプスに比べてスニーカーは幅が広いですよね。
もちろん、クッション性の良いスニーカーだからという可能性もあるのですが、モートン病の足の指の付け根の痛みに、靴の幅は絶対に関係しています。
実例で見る幅の違いが痛みに与える影響
これは実際に合ったお客様の話です。
当店ではオーダーメイドのインソールを作っていますので、モートン病と診断されて、かなり痛みの強い状態の方が、病院から紹介されていらっしゃって、オーダーメイドインソールを作りました。
最初、持っている靴の中でもこの靴が比較的痛みが楽という靴を履いていらっしゃいましたので、作ったインソールをその靴に入れて履いたところ、痛くなく歩けると言って喜んでお帰りになりました。
ところが、家に帰って他の靴に入れて履いてみたら痛みが出たということで、すぐ翌日に再度来店されたんですね。
痛みが出なくなった靴も、痛みが出る靴も、同じブランドで、靴底などの材質には違いがなかったのですが、デザイン的に少し細身だったので、指摘してみたところ、もともとこちらの、痛みが出た靴の方が履いた感じぴったりだったということでした。
そこで、靴の幅を広げたところ、横からの圧迫がなくなったら、インソールを入れて履くと痛みが出なくなったことがありました。
楽々快足5202の幅広設計の利点
つまり、スニーカーでは楽だけど、パンプスでは痛いという状況の背景には、靴自体のクッション性だけではなく、靴の横幅に余裕があるかどうかというポイントがあるわけです。
このパンプスは、一般的なパンプスと比べて幅の広い木型で作られていて、横幅がしっかりとあるので、圧迫によるモートン病の症状出現が起こりにくいわけです。
ただ、ソフトな人工皮革で作られていますが、しっかりとした厚みがあるので、人によっては最初に幅を伸ばす加工を行った方が良い場合もあります。
加工については最後に説明を行います。
楽々快足5202がモートン病に良い理由③村山式インソールによる足のサポート
村山式インソールの概要と特徴
3つ目のポイントは村山式インソールによる足のサポートです。
これについてはこの靴の説明で詳しく言うまでもないのですが、多くの方にご愛用いただいて、足の疲れや痛みが楽になったと言っていただいている当店の代表商品です。
この靴には、そのインソールが最初からセットされていますので、履いた瞬間に足裏のサポートとフィット感に気づいていただけるはずです。
モートン病におけるアーチサポートの重要性
モートン病にも、足のアーチサポートの、特に横アーチのサポートが重要です。
それから、この靴に使われているインソールの素材に、先ほどクッション性の部分で紹介した、モートン病の足の痛みと相性の良いクッション性を持った素材を使っています。
村山式インソールの特性とモートン病への効果
アーチサポートだけではなく、クッション性も相性が良いところが、モートン病の方にご好評頂けている原因のひとつなんですね。
楽々快足5202に追加可能な靴の加工とサイズ選びのポイント
モートン病に合わせた靴の加工
さて、次は、この靴がモートン病の方に人気の要因とは少し外れますが、人によってはやっておいた方が良い靴の加工について紹介します。
これらの加工は、店舗ではもちろん、ネットでのご購入の際にも無料で行えますので、必要に応じて選択してください。
まず、最も多くご利用いただくのが幅を広げる加工、幅調整加工です。
モートン病では幅のゆとりが大事ということを説明しましたが、少しゆるめ位で良いので、足幅が広めだと感じている方は、念のため広げておくという方が多くいらっしゃいます。
モートン病でなければきつくないので全然問題ない場合も、モートン病だと圧迫に感じてしまうケースもあるので、購入時は良かったけど、一日履くと後半むくんできて圧迫されるという方もいて、後日に、やっぱり幅を伸ばしたいです、という方も多いです。
外反母趾や巻き爪などへの加工対応
次に、外反母趾、内反小趾の加工です。
外反母趾、内反小趾も、ピンポイントで当たってる部分を広げることで、全体的な圧迫感が和らぎます。
足自体は細身だけど、外反母趾の付け根、内反小趾の付け根部分の出っ張っているところが当たってしまうという場合には、この加工がおすすめです。
それから、巻き爪加工です。
モートン病と直接の関係はないですが、幅広で、つま先にも厚みのあるパンプスなので、巻き爪のお客様がこの加工とセットでご注文下さいます。
モートン病で足の指の付け根が痛くて、つま先も巻き爪で痛いという方もいらっしゃいますので、両方同時に対策ができるという点でも、すごく良い靴ですよね。
サイズ選びのポイント
さて、最後に、この靴のサイズ感についてお伝えします。
基本的には、普段スニーカーで選んでいらっしゃるサイズと同じで良いです。
パンプスとスニーカーで選ぶサイズが違うという場合には、スニーカーで選んでいるサイズの方を目安にしてください。
以上、ルッチェの楽々快足5202をモートン病の方におすすめしている理由と、サイズの選び方、加工の選び方を紹介しました。