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Terra Crimsonia
「人を死ぬまで歩かせたい」がルッチェの指針です。

東京の下町谷中にあるインソールと靴の店ルッチェ(rutsch)は、
立ち仕事の女性をはじめ、外回り営業の男性も、学生も、アスリートも、
子供もお年寄りも、足に悩みのある人なら老若男女問わず相談に来る、
ちょっと特殊なお店です。

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「人を死ぬまで歩かせたい」が
ルッチェの指針です。

東京の下町谷中にあるインソールと靴の店ルッチェ(rutsch)は、
立ち仕事の女性をはじめ、
外回り営業の男性も、
学生も、アスリートも、
子供もお年寄りも、
足に悩みのある人なら
老若男女問わず相談に来る、
ちょっと特殊なお店です。

オーダーメイドインソールと
オーダーメイドシューズの店
としてオープン

ルッチェは、オーダーメイドインソールとオーダーメイドシューズの店として2007年にオープンしました。
以来、日々たくさんの足の悩みを聞き、解決することを繰り返して積み重ねたノウハウが、ルッチェの最大の強みです。
ここにたどり着く理由はさまざまですが、医療機関からの紹介、スポーツトレーナーからの紹介、お客様からの紹介などの方が、ネット検索より多いのが特徴かもしれません。
現在は、オーダーメイドのインソールや靴だけでなく、履きやすい靴を探し、無いものは自社で開発し、時にはメーカーと協力して開発することで、さまざまな悩みを解決しています。

店主のご紹介


村山孝太郎
鍼灸師・靴職人・インソール職人

鍼灸師から靴職人となり、整形靴とインソール製作を学びに単身渡独。帰国後に独立してインソールと靴の店「ルッチェ」をオープン。
足と靴のトラブルに対し、治療家の目線で全身の状態を把握し、足の問題と全身のつながりを明確にしながら、インソールと靴の製作、調整や鍼施術などの培った技術を用いて顧客の足の悩みを解消している。医療関係者や靴関係者向けのセミナーを開催。
フルハンドメイドでの靴づくりや、足と靴のトラブルに関する解説をYouTubeで紹介するほか、AllAboutの「足と靴の健康ガイド」としても活動。

人を死ぬまで歩かせたい

ルッチェの開店した2007年頃「将来歩けなくなるのではないか」という不安を持っていたのは、70代以上の方でした。
それが、2015年ごろには、50、60代の方が持つ不安へと変化したのです。
理由は、ご両親などの身近な人が、自由に歩けなくなる姿を目の当たりにしたから。
そして今、コロナ禍を経て、自信が足のトラブルを抱え、直接的な不安を持つ人が増えました。
「人を死ぬまで歩かせたい」がルッチェの目標ですが、人生100年時代の今、その難しさと、どう備えるべきかを少しお話します。

自分の足で歩けない期間は10年以上

還暦が長寿だったのは昔の話。2019年の平均寿命は女性87.4歳、男性81.4歳です。
ところが、その年齢まで自分の足で歩いているわけではありません。
健康寿命の平均は、男性70.4歳、女性73.6歳です。
「健康寿命」とは、人が自立して生活を送れる期間のこと。
自立した生活に歩くことが欠かせない私たちにとって、「平均寿命-健康寿命=自分の足で歩けない期間」ということです。つまり、この「自分の足で歩けない期間」が、男性で9.1年、女性で12.6年もあるのです。

気づかぬうちに始まるトラブル

足に痛みが起こった時、特に問題のなかった足が、急に痛くなったと思う人が多いですが、そうではありません。足は、構造的にも、機能的にもとても強くて、少々問題が起こったくらいでは、日常生活に全く影響が出ません。 外反母趾や偏平足のような大きな変形があっても平気な人が多く、足の指を動かす筋力がなくても、関係なく歩くことができます。 でもそのせいで、足が痛みを訴え、足の異常に気が付いたころには、症状は進んでしまっているのです。

これからの私たちの足に必要なこと

全人類が未経験の人生100年時代、自分の足で最後まで歩くために必要なことは、足を強くして備えることです。 普段使っていない足はどんどん歩いて強くしましょう。 普段から使い過ぎの足は、きちんと守って使うことで強くしましょう。 「なんだ、そんな事?」と思うかもしれませんが、簡単そうに思えてできていない人がほとんど。実際、多くの人のトラブルがそこから始まっています。

足を守るためにルッチェができること

普段使っていない足は弱っていて、急に使うとかえって足を痛めてしまいます。 使いすぎの足もまた弱っていて、そのまま使い続けると足を痛めてしまいます。 それを防いで、自分の足で死ぬまで歩くための足を作るには、専門家による適切なアドバイスと、それに基づくインソールや靴による適切なサポートが重要です。 ルッチェと一緒に、あと10年長く歩けるように足を強くしましょう。

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    外反母趾とインソールと靴

    足の疾患の代表である外反母趾は、足の第一指付け根が「く」の字に曲がる足の変形。
    同じ外反母趾でも、悩みは人それぞれに違っていて、対処も人によって異なる。
    靴に当たって痛い場合には靴を加工することで楽になることも多い。
    痛みがある場合もない場合も、偏平足を伴う場合や足の機能低下がある場合にはインソールが有効。

    足底筋膜炎とインソールと靴

    足裏に痛みが出る足の代表的な疾患で、正確には足底腱膜炎という。
    自然に緩解することもあるが、再発と緩解を繰り返しながら悪化することが多い。
    かかとや指の付け根で定着すると強い痛みとなりやすい。
    インソールが非常に有効。

    モートン病とインソールと靴

    足裏の指の付け根に痛みを生じる疾患。
    靴によるストレスを受けやすいため、靴選びも重要。
    直接的なストレスをインソールによって緩和し、靴とインソールを合わせて対処する必要がある。

    偏平足とインソールと靴

    足のアーチ(土踏まず)が無く足裏全面が接地している足のこと。
    多くの場合、偏平足自体が痛いということがないが、足元のアライメントの崩れが全身の骨格に影響を及ぼすため、さまざまな体のトラブルの原因になっていることがある。
    また、足の機能低下も起こしやすいため、インソールによる適切なサポートが有効。
    靴も足をしっかりと支えられるものの方が良い。

    踵骨棘とインソールと靴

    かかとの骨(踵骨/ショウコツ)の接地部分にトゲができ、接地で強い痛みを生じるもの。
    足底腱膜炎と併発することもある。
    インソールによる踵の保護が必要。
    靴はクッション性のあるものが良い場合が多いが、靴だけでの対処は困難。