赤ちゃんが生まれて最初に履く靴はファーストシューズで、歩くようになって最初に履く靴をファーストステップシューズと呼びます。
それぞれの特徴と選び方、サイズの考え方を解説しましょう。
ファーストシューズの特徴とサイズの選び方
歩き始めるより前のファーストシューズというのは、抱っこやベビーカーで出掛ける際に履く、靴っぽい靴下といった感じです。
芝生や砂場なら平気ですが、外を歩き回るのに必要な足を守る強度はありません。
ファーストシューズのサイズの選び方
立ち上がる頃のサイズが11cmから12cmですから、それ以下のサイズとなります。
立って歩くわけでは無いので、少々大きくても大丈夫です。
ファーストシューズをプレゼントする時期は?
生後半年以内にプレゼントを渡せるのであれば、おススメです。かわいいシューズをプレゼントされたら嬉しいはずです。
それ以降だと活躍の機会が少なくなってしまうので、ファーストステップシューズの方が良いでしょう。
また、ご両親の考え方にもよりますが、暑い時期には何も履かせない可能性もありますので、そのあたりも考慮に入れておきましょう。
ファーストステップシューズの特徴とサイズの選び方
ファーストステップシューズは、歩けるようになった赤ちゃんが、外を歩くために履く最初の靴です。
靴底が付いた、いわゆる普通の靴の仲間ですが、私は子供の足に適した靴と、そうではない靴があることをいつも話しています。
子供の足に適した靴の特徴
子供の足は柔らかく、子供はまだやっと歩いている状態です。
この時期の足に必要な靴は、足を守ってくれるけれど、足の動きを邪魔しない靴です。
詳しくは、All Aboutに私が書いた記事が紹介されていますから、そちらをご覧ください。
その記事の中で紹介しているお勧めの靴はこちらです。
子供の足におすすめしない靴の特徴
ファーストステップシューズとしておすすめしない特徴は、その後のこどもの靴でも共通して言えることなので、覚えておいてください。
- 靴の底が硬く、指の付け根で曲がらない靴
- 靴の甲の部分(アッパー)が硬い素材を使っている靴
- 足首までを固定してしまう、ショートブーツタイプ(足首を自由に動かせるハイカットの靴とは違います)
こういう特徴を持った靴は、大人の靴で人気のデザインを、赤ちゃんサイズに小さくしたものに多く見られます。
また、足元が不安定なのを補うためにショートブーツタイプを選ぶのだと思うのですが、子供は全身でバランスを取ります。
足首が固定されると、安定したように見えるかもしれませんが、その分負担は膝や股関節で増すでしょう。
固有感覚と筋力の成長という点からも、私は幼児、小児のショートブーツタイプの靴には反対です。
ファーストステップシューズのサイズの選び方
どのくらいのサイズで立ち始め、歩き始めるかは個人差があります。
たいていの場合、12.5cmが多いかなという印象です。
少し早い子が、12cmくらいで歩き始めたとしても、外歩きにはちょっと早いので、記念写真を撮る程度で終わるでしょう。
プレゼントとして考えるなら、12.5cmにしておくと良いですよ。ファーストステップシューズのサイズとしてピッタリ正解を狙うよりも、万が一大きくても、必ず成長して履けるようになるのが良い所。
ちなみに、先ほどおススメの靴で紹介した靴の場合は、他社の靴と比べて0.5大きいので、プレゼントにするなら12cmで良いでしょう。
まとめ
ファーストシューズは外履きではない。
ファーストステップシューズは柔らかい靴を選びましょう。
足首を固定するデザインはおすすめしません。
ファーストステップシューズのサイズは、プレゼントなら12.5cmがおすすめ。
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