ふくらはぎのケアで腰痛ケア?自分でできるマッサージ

ふくらはぎのケアで腰痛ケア?自分でできるマッサージ column

ふくらはぎのケアで腰痛ケア?自分でできるマッサージ

足の相談に来た方で、腰痛を抱えている人は多くいます。

そんな時、ルッチェでは鍼をしてしまうのですが、日常ではそうはいきませんよね。

足がだるくなってきたときに腰が張るような気がする方に良さそうなマッサージの記事を見つけましたので紹介します。

ちょっと説明が足りない気がしたので、何故腰の痛みにふくらはぎを揉むのか、解説もしようと思います。

元記事をご覧になりたい方はこちら

腰とふくらはぎを結ぶ筋膜の関係

一つ一つの筋肉は筋膜といううすい膜で包まれています。

この筋膜は、動きの方向によって関係する筋肉の筋膜と連結しているという風に考えられていて、ふくらはぎの筋肉は、筋膜を介して腰の筋肉、背中の筋肉と連結し、頭の骨にまでつながっています。

つまり、足が疲れた日に腰が張ったようになる人は、この筋膜の連鎖によって、ふくらはぎの筋肉の疲労が腰に張り感を生んでいるというわけです。

ふくらはぎのマッサージで筋膜を解放する

筋膜の解放というのは私が今使った表現なので一般的ではありませんが、イメージは伝わるかと思います。

先ほど説明した腰とふくらはぎの関係では、腰に問題はないのに、ふくらはぎの疲労が腰の張り感として出ているわけですから、マッサージするべきは腰より先にふくらはぎということになるわけです。

マッサージの仕方

マッサージの仕方

記事の中では、スネの骨の内側とふくらはぎの間をマッサージしていきます。

上の画像は右足で、黄色の網掛けの部分がスネの骨、赤い点々模様がふくらはぎの筋肉です。

緑色の線が、スネの骨とふくらはぎの筋肉のあいだのくぼみのところに当たります。

内側のくるぶしから膝に向かって、この緑色の部分をマッサージしましょうと記事には書かれています。

スネの真ん中くらいから上で痛い部分は強くし過ぎない

記事の中では、ぐりぐりマッサージと書いてあります。

やってみると分かりますが、くるぶしから上がっていって、真ん中を過ぎたくらいから押すと痛くなってきます。

それはヒラメ筋という筋肉を押しているからで、強く押しすぎるのは良くありません。

複数の指で軽い刺激がおススメ

軽い刺激でなでるように

元記事の中では、カッコ書きになっているのですが、自分の方に引っ張るようにと書かれています。

上記の画像のように、複数の指で軽くコンタクトし、手前に軽く引っ張るようにマッサージすると刺激が強くなり過ぎずに済むでしょう。

まとめ

ふくらはぎの疲労が腰痛の原因になっている場合のセルフケアの方法でした。

スネの内側は押すと痛いので、刺激が強くなり過ぎないように注意してください。

その他にも、元記事では踵の操作についても簡単にですが触れています。

興味のある方はそちらも是非ご覧ください。

ちなみに私は、この部分のケアにはマッサージよりも鍼が有効だと信じています。

 

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