足へのストレスから生まれる様々な痛みや障害の予防に。

rutschでは、中敷は機能的矯正法であり、その利用の最大の目的は、予防であると考えます。
それは、足を矯正、調整、補強することによって、足へのストレスを軽減し、機能が十分に活かされる状態を作ることで、足の機能の低下によって起こる様々な痛みや障害を予防することであり、これによって既にある痛みや障害の改善や、免荷による痛みを軽減することもまた次の問題を防ぐ予防につながります。

歩くことは日常の最も基本的な動作であり、最も慣れ親しんだ運動です。そして、快適に歩くということは、それ自体が大きな喜びでもあります。ヒトは長い年月をかけてヒト特有の足弓(アーチ)などの歩行に適した足の構造を持つようになりました。
足には、バランスを取るための可動性を持った調節器としての働き、体重移動の際の強固なテコとしての働きと、足の接地時の衝撃を緩和吸収する働きがあります。足の骨格は全体としてこのような目的に適した構造をしています。

現代の足

かつては平らでなかった地面を捉えるために進化した調節器としての働きは、現代においては足首から上の身体の不均衡と硬く平らな地面との間を結ぶつなぎ目としての調節器へと目的を変えています。
しかし、硬く平らな地面は常に一定なので、誤ったバランスで荷重される足は常に正常な構造を保てず、体重移動の際の筋肉への負担を増加させ、衝撃吸収の際の靭帯や筋肉への負担を増加させています。場合によっては、その積み重ねによって足のもつ可動性の範囲を超えて痛みや変形を生じる原因となります。
 そして、でこぼこな地面を捉え地面をつかむことなく、常に平らな地面の上を歩き、歩くことすら大きく減少した現代の人の足は、骨や筋肉の発達が乏しく、全体的に細くなる傾向もみられます。これもまた足のもつ機能を低下させる原因のひとつです。

個人個人の足の状態と、全身の中の足としてその役割を捉え、本来の役割以上の働きを行わざるを得ない足や、本来の機能を十分に活かせていない足などに対し、筋や靭帯の負担軽減のための補強、運動の方向を変化させるための調整、足の機能を十分に発揮させるための矯正を行う中敷は、誤った荷重のバランスから足を開放し、より快適な歩行をもたらします。足の日々のストレスを軽減することは、好きな靴を履いて歩くことをいつまでも楽しむために大いに役立つことでしょう。